旅先に滞在時の郵便物のやり取りは不便なものである。昨今ではメールの発達で手紙のやり取りは少なくなったが、それなりの期間滞在するとなると公的機関とのやりとりや各種請求書が届くこともある。そういった郵便物が受け取れないと社会生活に不自由が生ずることにもなりかねない。またネット通販で何らかの物品を購入する器械もるかもしれない。ホテルであればフロントが預かってくれるため問題ないようにも思えるが、それでもプライバシーがホテル側に晒されているようであまり気持ちのいいものではない。マンスリーマンションでは通常の賃貸物件同様に郵便受けがあるため、プライバシーが侵害されることなく郵便物等を受け取ることが可能である。
ホテルなどであればフロントを通さないと外部からの訪問がしにくく、怪しい人物が侵入する危険が低いと言えるが、フロントがある物件の少ないマンスリーマンションではかつてはセキュリティ上のリスクがないわけではなかった。しかし昨今ではマンスリーマンションのオートロック化が顕著になり、外部から不必要な侵入がしにくい物件が増えつつある。そのため許可無く外から怪しい人物が侵入してくる危険は極めて小さいといえる。
マンスリーマンションの一部は通常の賃貸マンションを転用するケースも少なくない。そのため同じ建物の中に賃貸物件とマンスリーマンションが混在するケースもある。またひとつの建物の中に複数のマンスリーマンション業者が物件を運営しているケースもあり、その場合部屋によっては賃貸料が異なるケースもある。
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